健康管理コラム

痛風ってどんな病気? アルコールの関係は?

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「痛風」というと美味しいものやアルコールなどを多く取り過ぎて、足が痛くなる病気というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

今年はオンライン飲み会が増えていますが、飲酒や運動不足などによって、痛風のリスクも高まります。今回は、痛風とアルコールの関係と予防についてご紹介します。

痛風ってどんな病気?

痛風とは、足の親指などの関節が腫れて激痛を引き起こす病気です。発作的に症状が起こり、発作が起こると2~3日歩けないほどの痛みが続きます。

血液中の尿酸が過剰(尿酸値7.0mg/dl以上)になると、血液中に溶けきれなくなった尿酸が、尿酸ナトリウムとなって足の指などの関節に沈着します。そして、白血球が尿酸ナトリウムの結晶を異物とみなして排除しようと攻撃するため炎症が起きます。これを痛風発作といいます。

痛風には高尿酸血症という病気が隠れています。高尿酸血症とは、体内の尿酸が増えてしまう病気です。この高尿酸血症を改善しなければ、何度も発作を引き起こします。

放置すると怖い高尿酸血症

高尿酸血症を放置しておくと痛風だけでなく、さまざまな合併症を引き起こします。例えば、糖尿病や脂質異常症、高血圧などです。

体にとって余分な尿酸は、体外に排泄されますが、多すぎると体内に残ってしまいます。そして、腎臓に尿酸の結晶が溜まってしまうと腎臓の機能が低下していきます。また、腎臓や尿管、膀胱などにも結石が出来やすくなります。

高尿酸血症の分類

排泄低下型

腎臓から排泄量が少なくなります。日本人に多いのがこのタイプです。

産生過剰型

尿酸の産生が過剰になります。

混合型

尿酸の産生が過剰になり、排泄量も少なくなります。

尿酸とプリン体ってなに?

尿酸は「プリン体」が分解されてつくられます。尿酸の総生産量のうち約1/3が食事由来のプリン体で、残り約2/3が体内で生産されるプリン体です。

プリン体とは、あらゆる生物が生命活動をするのに大切な物質で、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝によってつくられます。ですから、細胞分裂が盛んな内臓(ホルモン)や魚卵などの食品は、プリン体を多く含みます。

アルコールが関係している訳は・・・

アルコールを飲むと尿酸値が上がる3つの理由があります。
  1. 体内での尿酸の産生を増加させる
  2. 利尿作用により尿酸が濃縮される
  3. アルコールは尿を酸性にして、血液中に尿酸を溶かしにくくするため、排泄を阻害する
 

ですから、プリン体ゼロのアルコール飲料を飲んでも、アルコール自体を控えなければ、尿酸値は上がるのです。

痛風の予防

尿酸値を上げないようにしよう!
  • アルコールを控える
  • プリン体を多く含む食品を控える
  • 過食に注意する
  • 水分を十分にとって、尿酸の排泄を促す
  • 適度な運動を心掛ける
  • ストレスを溜め込まない(暴飲暴食に繋がります)
  • 海藻や野菜類を十分にとる
    など
 

いかがでしたか?

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飲み過ぎとおつまみの食べ過ぎに注意して、オンライン飲み会を楽しみましょう!

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