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健康管理検定1級 練習問題

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Q1

次の文章は、生活習慣病の原因について述べたものである。
( )に当てはまる語句を下から選び、記号で答えなさい。

日本の主要死因として、悪性新生物、( ① )、脳血管疾患などの生活習慣病が挙げられる。その原因として、加齢や遺伝要因も関係するが、( ② )バランスの乱れ、アルコールや ( ③ )などの嗜好品の取りすぎ、交通や移動手段の発展・普及など、生活が便利になったことによる( ④ )などが挙げられる。
また、ストレスを抱える人も多くみられ、ストレス自体が高血圧や国民病ともいわれる
( ⑤ )のリスクを高めるなど生活習慣病の危険因子としても知られている。
日本の主要死因として、悪性新生物、(① 心疾患)、脳血管疾患などの生活習慣病が挙げられる。その原因として、加齢や遺伝要因も関係するが、(② 栄養)バランスの乱れ、アルコールや ( ③ たばこ)などの嗜好品の取りすぎ、交通や移動手段の発展・普及など、生活が便利になったことによる(④ 運動不足)などが挙げられる。
また、ストレスを抱える人も多くみられ、ストレス自体が高血圧や国民病ともいわれる (⑤ 糖尿病 )のリスクを高めるなど生活習慣病の危険因子としても知られている。
ア.運動不足 イ.心疾患 ウ.糖尿病 エ.遺伝
オ.栄養 カ.睡眠不足 キ.不安 ク.たばこ
ア.運動不足 イ.心疾患
ウ.糖尿病 エ.遺伝
オ.栄養 カ.睡眠不足
キ.不安 ク.たばこ

A.① イ ②オ ③ ク ④ ア ⑤ ウ

解説

生活習慣病は、その名の通り日常生活の習慣的な行動の積み重ねによって起こります。そのため、具体的な症状が現れるのは、40代以降の中高年が大半を占めています。しかし、食の欧米化やストレス社会が影響を及ぼし、若年層でも生活習慣病にかかるケースが増加しているため、注意が必要です。

Q2

次の「血液検査の分類」に当てはまる「検査項目」を下から選び、
記号で答えなさい。

血液検査の分類 検査項目
貧血の検査 赤血球数、(① ヘモグロビン ① 
糖尿病の検査 ② HbA1c ②  )、
③ 空腹時血糖値 ③ 
脂質異常症
の検査
LDLコレステロール、
④ HDL ④  )コレステロール、
⑤ 中性脂肪 ⑤ 
肝機能の検査 AST(GOT)、ALT(GPT)、
⑥ γ-GT(γGTP) ⑥ 
腎機能の検査 ⑦ クレアチニン ⑦  )、
尿素窒素(BUN)
痛風の検査 ⑧ 尿酸 ⑧ 
ア.HDL イ.VLDL ウ.クレアチニン エ.中性脂肪 オ.γ-GT(γGTP)
カ.尿酸 キ.ヘモグロビン ク.HbA1c ケ.白血球数 コ.空腹時血糖値
ア.HDL イ.VLDL
カ.尿酸 キ.ヘモグロビン
ウ.クレアチニン エ.中性脂肪
ク.HbA1c ケ.白血球数
オ.γ-GT(γGTP) コ.空腹時血糖値

A.① キ ② ク ③ コ ④ ア ⑤ エ ⑥ オ ⑦ ウ ⑧ カ

解説

血液は体の履歴書ともいわれ、生活習慣が検査結果に影響を与えます。A、B、Cなどの判定に一喜一憂せず、数値の意味を理解して病気の予防と改善に活かしましょう。

Q3

うつ病で半年間休職中のMさん(37歳・男性)が来月から職場復帰をする。
Mさんが無理なく職場復帰するためのアドバイスとして適切なものをすべて選び、
記号で答えなさい。

  • 頑張りすぎないように注意し、就労時間や業務量を段階的に増やしていく。
  • ×心機一転して仕事に取り組めるように、復職前の部署からの異動を提案する。
  • ×交流を深めるため、お酒を交えた会社の飲み会には積極的に参加するよう勧める。
  • ×体調が悪そうなときは「頑張って」と励ますとよい。
  • 再発防止のため、体調や勤務状況などを考慮して仕事を調整させる。

A.ア オ

解説

うつ病は責任感が強く、何事も一生懸命取り組むタイプの人に多くみられる傾向にあり、何でも一人で抱え込みがちになります。適度に休息を取ったり、自分の時間を持つなどの工夫をしてストレスを解消するように努めましょう。

Q4

次の図は食欲が生理的に起こる場合について表したものである。
①・②にあてはまる脳の中枢の名称を答えなさい

A.①満腹 ②摂食

解説

食欲は、「生理的」に起こるものと「心理的・感覚的」に起こるものの2種類があります。生理的に起こる食欲は生命を維持するために必要であり、心理的・感覚的に起こる食欲は、五感(視覚、味覚、触覚、嗅覚、聴覚)からの刺激や精神作用、これまでの経験によって引き起こされます。

Q5

次の文章は、環境問題について述べたものである。
正しいものは○、誤ったものは×と答えなさい。

  • メタンや二酸化炭素など、エネルギーを蓄えることのできる気体を「温室効果ガス」という。
  • ×地球温暖化によって氷河が溶けると、海面水位は下降する。
  • ×過去100年の気温の上昇経緯をみると、夏の気温が冬の気温よりも高くなっている。
  • 気温が上昇することにより、熱中症や伝染病の発症が考えられる。
  • ×地球温暖化により、日本の気候が亜熱帯から熱帯へと変化することが危惧される。
  • フロンガスは、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるため生産が規制されるようになった。

A.① ◯ ② × ③ × ④ ◯ ⑤ × ⑥ ◯

解説

地球温暖化によって、生態系への影響や豪雨・干ばつなどの異常気象の増加、気温上昇による食糧不足や水不足の発生、熱帯性感染症発生の増加など、地球や人間に及ぼす影響がたくさんあります。地球温暖化を防止するための国際的な枠組みとして「パリ協定」が採決され世界全体で温室交際ガスの削減に取り組んでいます。

Q6

次の文章は、薬について述べたものである。正しいものは○、誤ったものは×と答えなさい。

  • 十分な水または白湯で服用することによって、薬の効力が発揮される。
  • ×食間とは食事中のことである。
  • 医師から処方された薬によって副作用が現れたら、自己判断をせず直ちに処方医に相談する。
  • ビタミンKは血液を凝固させる作用があるため、ワーファリンとの併用は控える。
  • 高齢者は肝臓の解毒作用が弱くなるため、副作用が現れやすい。

A.① ◯ ② × ③ ◯ ④ ◯ ⑤ ◯

解説

薬の用法や用量は、年齢や標準的な体格に合わせた薬物血中濃度を踏まえて決められています。そのため、たくさん飲めばよく効く、早く効くということはありません。用法、用量を守り、正しく飲みましょう。