りずみんの健康管理コラム

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2017.08.17
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  • #秋の健康管理

秋バテ予防 季節の健康情報

夏も終わりに近づいてきました。秋になると気温も真夏より涼しくなってくるのに、夏バテのようなだるさや食欲不振、疲れがとれないなどの体調不良を感じることはありませんか?

原因は現代病ともいわれている、「秋バテ」かもしれません。
まだまだ暑い日は続いていますが、これから食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、秋を楽しむために、一足早く「秋バテ」の予防を今回はご紹介したいと思います。

秋バテの症状とは


  •  だるい、疲れやすい

  •  食欲不振

  •  胃腸の不調

  •  立ちくらみ、めまい

  •  肩こり、頭痛など、様々な症状が現れます。


秋バテの原因と予防方法

秋バテの主な原因と予防方法をご紹介いたします。


  •  原因① : 温度差による自律神経の乱れ
    私たちの体は体温を一定に保つように調節する機能が備わっています。汗をかいたり血管を広げたり縮めたりして体温を調整するのは、自律神経の働きです。しかし、夏の疲れがたまっていたり、秋は季節の変わり目で気温差や気圧の変化があるため、体は温度差に対応しきれず自律神経が乱れがちになったりします。自律神経は体温以外に血液循環・代謝などの機能もコントロールしているため、全身に様々な症状が現れるのです。


  •  予防方法 :
    秋は日中と夜の温度差に備えて上着を1枚持ち歩くことなどで体温調節がしやすくなります。入浴もぬるま湯にゆっくりとつかり、体を中から温めましょう。リラックスすることで自律神経の乱れを整えるとともに、血液の巡りもよくなるのでお勧めです。ついついシャワーで済ませがちですが、湯船につかることが大切です!


  •  原因② : 冷たいものの食べ過ぎ、飲みすぎによる内臓の冷え
    夏の間、暑い暑いと言って冷たいものや冷たいものばかりを飲むと「内臓冷え」が起こります。夏の間に内臓を冷やしていると、秋になっても下痢、便秘、食欲不振、全身の血液の流れが悪くなるなど様々な症状が現れます。


  •  予防方法 :
    内臓が冷えることで免疫力も下がり風邪もひきやすくなります。常温や温かいもの、体を温める食材(ネギ、ニラ、ショウガ、ニンニクなど)を取り入れて、体を冷やさないようにしましょう。


  •  原因③ : 水分不足
    暑い夏が過ぎると水分補給の意識も薄れがちです。水分が不足すると血液がドロドロになり、全身に酸素が届きにくくなることで、体調不良を起こしてしまいます。


  •  予防方法 :
    日中はまだまだ暑い日も続きますので、こまめに水分を補給しましょう。冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまうので常温~温かい飲み物がオススメです。

秋バテ予防レシピ

知らず知らずのうちに冷えていた体を温めて、秋バテに負けない体を作りましょう。温性の食材をなるべく取り入れましょう。

<ねぎ塩豚丼> 材料1人分


  •  豚肉薄切り・・・80~100g

  •  長ネギ・・・10cmくらい

  •  ニラ・・・1/2束

  •  酒・・・大さじ1/2

  •  塩・コショウ・・・少々

  •  水・・・大さじ2

  •  レモン汁・・・少々

  •  中華だしの素・・・少々

  •  ニンニク・ショウガ(チューブでも可)・・・少々

  •  白ゴマ・・・少々

  •  ごはん・・・適量

<作り方>


  • 1 油を引いたフライパンで豚肉を炒めます。

  • 2 色が変わったら酒・塩コショウを加えて蓋をして蒸し焼きにします。

  • 3 肉に火が通ったら長ネギ・ニラを入れてさっと炒めます。

  • 4 水、塩、コショウ、レモン汁、中華だしの素、ニンニク、ショウガを加えて味を調えます。

  • 4 ごはんのうえにのせて、最後に白ゴマをトッピングして完成です!

長ネギ・ニラは体を温める食材です。豚肉はビタミンB₁が豊富で疲労回復にもオススメです。秋バテ予防には胃腸に負担をかけないように豚肉は脂身の少ないものを選びましょう。レモン汁をかけることで暑い日もさっぱり食べられるでしょう!

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健康管理で秋バテを予防して心身ともに健やかな生活をスタートさせませんか?

著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会