りずみんの健康管理コラム
RIZUMIN’S COLUMN- #冬の健康管理
- #通年
春は「デトックスの要」である腸のリズムを整えて心と体を元気にしましょう!
花々が咲き乱れる鮮やかな季節。春の陽気が眩しい季節になりましたね。
ゴールデンウィークの計画に心踊らせていらっしゃる方も多いかと思います。春の季節は、様々な老廃物を体からデットックスする季節です。
そこで、今回は「デトックスの要」でもある腸を元気にすることで、心と体を元気にする知恵をお伝えしたいと思います。
様々な不調は腸内環境が原因かも?
- ● 便秘・下痢
- ● 風邪をひきやすい
- ● 花粉症
- ● 肌荒れ
- ● イライラ、落ち込み
腸は様々な役割を担当している!
腸は、「第二の脳」といわれるほど多彩な機能が備わっています。
- ● 風邪や花粉症を予防する
体内の免疫細胞(リンパ球)の約8割が腸壁にあるといわれています。 - ● 肌荒れを防ぎ美肌をつくる
腸は肝臓と連携し(腸肝循環)、解毒機能を行っています。 - ● 肥満を予防する
腸内細菌は脂肪細胞の肥大化を防止します。 - ● 精神を安定させる
精神を安定させる、神経伝達物質セロトニンのほとんどが腸でつくられています。
腸内環境を整えましょう!
腸内には約100兆個の細菌がお花畑(腸内フローラ)のように存在しています。
腸内の細菌の数は決まっていて、悪玉菌が増えれば善玉菌が減って腸内環境は悪化します。
日和見菌は、腸内環境の中で、もっとも多くをしめ、善玉菌が増えれば、善玉菌になり、
悪玉菌が増えれば、悪玉菌に変化します。
分類 | 代表的な菌 | 特徴 |
---|---|---|
善玉菌 | ビフィズス菌 | 腸内にもともと住んでいる菌 |
乳酸菌 | 乳製品・発酵食品に含む | |
日和見菌 | バクテロイデス | 善玉菌にも悪玉菌にも変化する |
悪玉菌 | クロストリジウム菌 | 毒素を発生させる。酸化の原因になる |
☆善玉菌:日和見菌:悪玉菌は=2:7:1が理想!
善玉菌を優勢にするためには、乳製品や発酵食品に含まれる、乳酸菌やビフィズス菌などの菌そのものを取ることと、野菜や果物などに含まれる、オリゴ糖や食物繊維など、善玉菌のエサになるものを取ることが重要です。
加齢とともに、善玉菌は減少し、悪玉菌が増える傾向にあります。
悪玉菌は、肉など脂肪分の取り過ぎや、野菜不足、運動不足で増加します。
腸内環境を良好に保つようにこころがけ、心と体を元気にしましょう!
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健康管理で心身ともに健やかな春を過ごしませんか?
著者: 健康管理能力検定
監修: 日本成人病予防協会