りずみんの健康管理コラム

RIZUMIN’S COLUMN
りずみんの健康管理コラム りずみんの健康管理コラム
2020.08.17
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夏の健康管理
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秋に多い花粉症の種類と症状

毎年8月9月くらいから鼻水やくしゃみ、咳などの症状が出ることはありませんか?季節の変わり目や夏の疲れが原因の風邪だと思われがちですが、もしかすると秋の花粉症かもしれません。

今回は秋の花粉症について紹介いたします。花粉がたくさん飛び散る秋に向けて、対策していきましょう。

秋の花粉症とは?

花粉症とは、風に乗って飛んでくる花粉によって引き起こされるアレルギー疾患の1つです。花粉症の中でも春のスギ花粉に悩まされる方は多くいますが、秋に飛散する花粉にアレルギー反応を引き起こす人もいます。

秋に多い花粉症の種類

秋には主にキク科の植物が花粉を飛散させます。


  • ヨモギ(8~9月)

  • ブタクサ・オオブタクサ・カナムグラ(8~10月)

  • カラムシ(9~10月)など


特に、ヨモギやブタクサは全国的に分布しており、道端や河川敷に多く生えています。

秋の花粉症の特徴

秋に花粉症を引き起こす植物は、春に比べて花粉の飛散距離が短いのが特徴です。春のスギやヒノキの花粉は高い木から風に乗り数十キロも飛んでいきますが、ヨモギやブタクサなどは、背が低く数十メートル程度しか飛散しません。

しかし、花粉の粒子のサイズが小さいため、鼻のフィルターを通過して喉まで到達しやすく、喉の痛みや咳などの症状を起こすことがあります。

さらに、粘膜にとどまらず気管まで入り込み、喘息のような症状になることもあります。そのため、風邪と間違われやすいのです。一方、春のスギやヒノキの花粉粒子は大きいため、鼻のフィルターに溜まり、鼻水やくしゃみが主な症状になります。

秋の花粉症の症状


  • 喉の痛み、咳

  • くしゃみ

  • 鼻水

  • 鼻づまり

  • 目のかゆみ

  • 肌のかゆみ


予防方法

アレルゲンになる植物が生えているエリアを避ける

道端や河川敷、畑などによく生えています。ブタクサやヨモギは、いわゆる雑草になりますので、それらを避けるようにしましょう。

マスクの着用

花粉を吸い込むのを防ぐだけでなく、喉を保湿してくれるため、喉の痛みや咳には有効です

鼻呼吸を心がける

口呼吸をするとダイレクトに花粉が喉に付着しやすくなり、喉の痛みや咳などの原因になります。

うがいをする

こまめにうがいをして、喉に付着した花粉を取り除きましょう。

腸内環境をよくする

腸内環境をよくすることで免疫力が上がります。アレルギー体質の人は、腸内環境を整えていくことも大切です。

いかがでしたでしょうか?

花粉症についてはテキスト3級で学んでいただけます。腸内環境の整え方は2級で詳しく学んでいただけます。

秋の花粉症にも注意をしながら、健やかな秋を過ごしましょう!!

著者: 健康管理能力検定
監修: 日本成人病予防協会