りずみんの健康管理コラム

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2022.08.16
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依存症を引き起こす?ドーパミン

依存症を引き起こす?ドーパミン

ストレス社会といわれる現代において「依存症」にかかる人が増えているといわれています。「依存症」は脳の神経伝達物質である「ドーパミン」の分泌量が正常ではなくなった時に起こることを知っていますか?「ドーパミン」は快楽ややる気などをもたらす働きがあり、生きていくうえで非常に重要な役割を担っています。学習能力をUPさせるためにも重要です。一方で、依存を引き起こすことがあります。今回は、ドーパミンについて解説していきます。

ドーパミンとは

ドーパミンは快楽物質と呼ばれている神経伝達物質です。楽しいことをしているときや目的を達成したとき、褒められたときなどに快感や幸福を感じさせます。
ドーパミンは何かをしようとする意欲や動機付けにも関係しています。これから新しいことを始めようとしたり、旅行の計画を立てているときワクワクするのもドーパミンの分泌によるものです。
また、ある行為でドーパミンが放出され快感を感じると、脳がそれを学習し、再びその行為をしたくなります。このように、ドーパミンは脳にとってこの上ない快楽をもたらす報酬となっています。そして、さらに大きな快楽を得ようと努力するようになります。
こうした報酬形の学習サイクルは、動物が環境に適応し、生きていくためにはなくてはならないものです。人が高度な社会を築くことができたのも、より大きな快楽や幸福を得るための活動を繰り返してきたからです。個人においても、欲求を満たし、目標を達成することを積み重ねることで、さらに大きな意欲が生まれ、人間的にも成長していくことができます。つまり、人は常に快楽(ドーパミン)を求めて行動しているといえるでしょう。

人はなぜ依存症になってしまうの?

人は、快楽を求め続けます。それが仕事や勉強といった自分にとってプラスに働くものであればよいですが、時としてその快感を再び味わいたいという欲求に負けて、依存症になってしまう場合があります。
例えばパチンコ依存症です。現在のパチンコは、一発大当たりで大量の出玉が獲得できるようになっています。大当たりしたとき、ドーパミンが大量に放出されて、快感を感じます。すると脳は、この快感を何度も味わいたいと思うようになり毎日のようにパチンコをしたくなってしまうのです。
そのほか、ドーパミンの快楽を求め、買い物依存症やゲーム依存症などを引き起こすこともあります。
また、アルコール依存症の場合は、アルコールを摂取することによりドーパミンの放出を抑える神経伝達物質の分泌が低下し、結果的にドーパミン濃度が高くなります。アルコール依存症に陥ると、アルコールを飲むことによってさまざまな問題が生じているにもかかわらず、飲酒をコントロールできなくなり、飲む量を増やさないと酔った気分にならず、やがて手が震えたり動悸がしたりといった離脱症状が表れます。わが国では、現在約80万人がアルコール依存症の状態であると推定されています。

ほめて伸ばそう「学習能力」

依存症は避けたいですが、学習能力を高めるためには、ドーパミンの力が必要です。ほめられることは、脳にとって最大の報酬です。仕事や勉強といった自分にとってプラスに働くようなドーパミンの分泌を促すポイントを見てみましょう。

ドーパミン分泌を促すポイント

・適度に難しく、頑張れば達成できる目標を設定する
・やる気がわかないときは適度な運動をすると分泌が高まる
・ドーパミンの材料であるタンパク質を含む食品を食べる
(大豆製品、乳製品、肉、魚など)
・ドーパミン合成に必要なビタミンB₆、ビタミンCを取る
・ドーパミン量の分泌を低下させる高脂質の食品(ジャンクフードなど)は避ける

いかがでしたか?学習能力の伸ばし方や学童期青年期の成長に合わせた生活のリズムは健康管理検定3級テキストで学べます!
タンパク質やビタミンなどの栄養素については健康管理検定2級テキストで学べます!
日常生活で使える健康知識を付けて、健康でハッピーな生活を送りましょう♪

著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会