りずみんの健康管理コラム
RIZUMIN’S COLUMN- #秋の健康管理
冷えが体に与える影響とは? 「温活」で健康生活をはじめましょう♪ vol.1
爽やかな秋晴れの季節となりました。
過ごしやすく、活動的になる季節ですね。
紅葉の季節も始まり、山々では美しい色とりどりの景色を楽しんでいる方々もいらっしゃると思います。
「温活」を始めましょう
10月は24気節では「寒露」「霜降」の季節。
この季節は、朝晩だけでなく昼間も空気が冷たく感じられ、空気も乾燥してくる為、風邪をひきやすくなりますので注意が必要です。
冷えやすい体をしっかりと温める「温活」を始めましょう。
冷えが身体に与える影響
人間の理想体温は36.5℃~37.0℃。しかし最近は35℃代の低体温の方が増えています。
免疫力は体温が1℃下がると30%も低下し、1℃上がると5~6倍になると言われています。
低血圧な人、自律神経が乱れやすい人、座りっぱなしや立ち仕事が多い人は、自覚がなくても、体が冷えていいる可能性があります。
特に女性は、筋肉量が少なかったり、血管が細く心臓の心拍出力が男性に比べ弱いなど、低体温になりやすく冷えやすい傾向にあります。
体が冷えている状態が続くと血流が悪くなります。
血流が悪くなると、肩こりや頭痛、疲労などの「なんとなく不調」だけでなく、体を構成している重要なタンパク質の合成や代謝が十分にできなくなったり、老廃物が体内に残り肝臓や腎臓にトラブルを起こしやすくなります。
また、冷えは体だけではなく心にも影響を及ぼすと言われていて、心や脳の機能も低下し、うつ病の原因となることも考えられます。
まさに「冷えは万病のもと」。冷えない体をつくることが健康の基本なのです。
身体を冷やさない「温活」で寒い季節を元気に乗り切りましょう!
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健康管理で心身ともに健やかな生活を過ごしませんか?
次回のテーマはvol.2「冷えの改善方法」です。
著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会