りずみんの健康管理コラム
RIZUMIN’S COLUMN- #冬の健康管理
- #通年
生姜で温活をして質の良い睡眠を!
まだまだ寒いこの時期、手足が冷えてなかなか眠れないといった症状はありませんか?
睡眠は、体のリズムを整えるための大事な習慣です。
私たちの体内時計は、約24時間で「眠くなるスイッチ」と「目が覚めるスイッチ」を切り替えて、体のリズムを刻んでいます。
「眠くなるスイッチ」をオンにするには
「眠くなるスイッチ」がオンになるときは、体温に変化が見られます。私たちは体の表面から熱を放散させて、体の内部の温度(深部体温)を下げるタイミングにあわせて眠気を感じやすくなっています。赤ちゃんは眠くなると手足が温かくなりますが、これは眠りに入るために体が準備をしているからなのです。
体が冷えた状態では血液の巡りが悪く、手先足先まで温かい血液が流れにくくなっているので、体の表面から熱が放散されずに眠気を感じにくくなります。そのためスムーズに眠りに入るためには、寝る前にぬるめのお風呂に入ったり、ストレッチなどで体を温め、血液の巡りをよくすることが大切です。
「生姜」で温活のススメ!
そこで今回おすすめしたいのが、寝る前の「生姜」です。生姜に含まれる辛味成分には、末端の血管を拡張して血液の巡りをよくする作用があります。寝る前に生姜の絞り汁とハチミツとお湯を入れたハチミツ生姜湯を飲んだり、すりおろした生姜を袋に詰めて湯船に入れたりと、さまざまな活用方法があります。また、スーパーやコンビニで買える生姜シロップや生姜飴などを食べるのもよいでしょう。
1日の中で、朝・昼・夜の情報をしっかりと脳に送ることが、体内時計を正常に働かせるコツです!夜はぐっすりと眠ることで、朝はスッキリと起きることができます。寒い日が続き、なかなか朝スッキリと起きられないことも多いと思いますが、上手に生姜を取り入れて質の良い睡眠を手に入れましょう!
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著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会