りずみんの健康管理コラム

RIZUMIN’S COLUMN
りずみんの健康管理コラム りずみんの健康管理コラム
2016.02.16
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  • #春の健康管理

春の不調の代表的な症状「花粉症」対策をなるべく早くはじめよう!

風邪やインフルエンザなど流行していますが、皆様体調はいかがですか?
まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上ではもう春。東洋医学では春の過ごし方にシフトしていく時期です。

私たちの体は春にむかって、冬に溜め込んだ老廃物をデトックスしていくため、体に変化や不調を感じやすくなるのです。

花粉症は春の不調の代表的な症状です。
今や4人に1人は花粉症。昨年まで大丈夫!でも今年は大丈夫とは限りません。
また花粉が多く飛散するピーク期になってからでは、対策は遅いと言われています。
今回は、今から始めたい花粉症対策についてお話します。

こんな人は要注意 チェック

  •  花粉症の家族がいる
  •  花粉症以外のアレルギーがある
  •  煙草を吸う
  •  お酒をよく飲む
  •  近くに交通量の多い道路がある
  •  掃除をあまりしない
  •  近所や職場にスギ林や草むらがある

これって風邪?花粉症?

花粉症は風邪の症状と似ていてわかりにくく、症状が悪化してしまうことがあります。
花粉症特有の症状を知り、おかしいな?と思ったらすぐ受診しましょう。


  •  くしゃみ
     立て続けに何回もでる。風邪ではあまり立て続けには出ない。

  •  鼻水
     透明でさらさらしている。
     風邪では、始めさらさらしていても、数日で黄色くネバネバしてくる。

  •  鼻づまり
     両方の鼻がつまり、息がしにくい。風邪では比較的症状は軽い。

  •  目のかゆみ
     とても痒く、涙が出ることがある。風邪では目の痒みはあまりない。

花粉は1月下旬から飛び始めます

花粉が飛び始める2週間前から治療を開始すると効果的と言われています。
地域や気候によって差がありますので、インターネットやテレビの花粉情報に注意しましょう。

身の回りの花粉をブロック

花粉症の予防には、花粉を家の中に持ち込まないように工夫することが必要です。

  •  コートや上着は、よく払ってから家に入る。
  •  帰宅後は、早めに入浴して花粉を体から落とす。
  •  窓を全開にしないようにし、カーテンで花粉が入ってくるのを防ぐ

生活習慣を見直すことが、最大の予防

花粉症の症状を緩和させたり、発症させないようにするためには、生活習慣を改善することが重要です。
シソや甜茶、青魚、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌はアレルギー症状を抑えると言われていますので、花粉症が発症しやすい時期の2週間前から、意識してとるようにしましょう。
ファーストフードや加工品、アルコール類は症状を悪化させる可能性があるため、注意しましょう。
睡眠不足、運動不足も自律神経の働きや免疫機能を乱し、アレルギー症状を引き起こす原因になりますので、程度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。

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健康管理で心身ともに健やかな春をスタートさせませんか?

著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会