りずみんの健康管理コラム

RIZUMIN’S COLUMN
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2022.10.16
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太らない?間食を取るにはどうする

太らない?間食を取るにはどうする

間食を食べすぎると、太ってしまいますよね。間食が多かったり、甘いものを食べすぎると、体にどのような影響が起きてしまうのでしょうか?今回は、間食が体に与える影響と、食べるならいつどんな間食を選ぶべきなのかなどをご紹介いたします。

甘いものを取りすぎると

食事をして血糖値が上昇すると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されます。このインスリンは、血液の中に増えたブドウ糖を筋肉や肝臓、脂肪組織などの細胞に取り込ませる役割があります。
甘いものやジュースなどに含まれる糖は体内に吸収されやすく、短時間に血糖値が上がりやすくなります。すると、急激な血糖値の上昇に対して、インスリンを大量に分泌するようになります。こうした血糖値の乱高下する現象を「血糖値スパイク」と言います。このような状態が続くと、余分な糖質が脂肪組織に取り込まれて太りやすくなります。

太らないために気を付けること

太らないためには、食事や間食の量や質を考えることが大切です。また、食べるタイミングも重要になります。私たちの体のリズムを利用した、時間栄養学をフル活用して、太りにくい間食の取り方を見ていきましょう。

血糖値がゆっくり上昇するものを選んで食べる

食物繊維が多く含まれる食品は血糖値の急上昇を抑えることができます。りんごやバナナなどの果物やいちじくなどのノンシュガーのドライフルーツなどの食物繊維が含まれる食品を間食に選ぶとよいでしょう。

② 脂肪になりにくいタイミング

食べたものがもっとも脂肪になりにくい時間帯は14~15時といわれています。この時間は、脂肪をため込む働きをする時計遺伝子のビーマル1が1日の中で最も少ないためです。逆に夜になるとこのビーマル1は増えるため、脂肪がため込みやすくなります
また、消化に関わる胃や膵臓は日中によく働きます。そのため、食べたものはエネルギーとして代謝されやすくなります。同じカロリーのものを食べていても脂肪になりにくい時間帯を選んで食べるようにしましょう。

いかがでしたか?
いつ食べると太らない時間帯?などの時間栄養学を学びたい方は健康管理検定2級で学べます。朝昼晩の食事管理の基本を学びたい方は健康管理検定3級で学べます。
健康管理検定でご自身の健康を見つめなおしてみませんか?

著者: 健康管理能力検定 監修: 日本成人病予防協会